ソンクラーン ソンクラーン

本編 その4

本編 その1 その2 その3 その5 その6 その7 その8
ソンクラーン美術館 番外 冒険 予行演習 阿波
ゾーブ遊び
ユキの国内
ずぶ濡れ修行
T U V
欧米人ツーリストも例外なく楽しんでいます。つかの間の休戦中に世間話でしょうか。

『こんにちは。どこから来たんですか?』
『スコットランド。あなたは?』
『スイスです。休暇を楽しんでますよ。さっきはスリウォンで派手にかけられた。』
『ホテルの居心地はどうですか?私はひどい安宿暮らしでね。カオサンだよ。あまり大きな声じゃ言えんがね。』
『まさか、、。カオサンですか?その年で。』
『その年でとは失礼ですよ、君。だいたい私の年を知っているはずもなかろう。』
『いや、まぁ、その、だいたい風貌で、、。』
『それが失礼だと言うんですよ。風貌で判断しないで欲しい。気持ちで判断してもらいたい。』
『それは私にも新発見でした。カオサンは気持ちが若い人ばかりが集まっているところだったのか、、。』
『私も年寄りばかりのソイのガムデュープリの定宿から若さを求めてね。老人ホームだよ、あそこは。たまには活気のあるところに行かないと。』
『実を言うと私もカオサンで、、。あなたは一体どこですか?』

『セントラルゲストハウス。タナオから横っちょ入ったとこ。』
『ゲッ!隣じゃないですか。何でまたそんな近くに。私はPCゲストハウスですよ。』
と言っているのかは定かではありません。 
激しい戦いの合間、合間に訪れるエアーポケットのような穏やかな休戦タイム。建物の壁に張り付いていたり、路地裏に逃げ込めば、たとえ激戦地であっても、必ず誰もが休息タイムを取ることが出来ます。
この大混乱の中でもフルーツを売るとは、、。水をかけられながらも、ライバルフルーツ売りがいない分、さぞかし今日はもうかったことでしょう。
オートバイで通りかかったタイ人カップルに手荒い祝福です。有難いんだか、有難くないんだか、甘んじて受けています。幸せになってもらいたいものです。
次の標的を探し、獲物を捕らえる前の虎のような少女。


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