ソンクラーン ソンクラーン
本編 その1
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ソンクラーンはタイの数ある祭りのうち、もっともメジャーで過激な祭りです。毎年4月の中旬の3日間はソンクラーン祭で国民の祝日です。タイが一年で一番暑い4月。13日、14日、15日。この祭りが日本人にあまり知られていないのは、祭りが行なわれる4月が日本では新学期、新入社、異動などの大切なスタートの月で、普通この時期に旅行するのは至難の業である点も無視できないと思います。 この3日間はタイのお正月です。私達日本人がお正月におもちを食べて新年を祝うように、タイの人々は4月にこの3日を経ることで、年が明けたと感じるのです。中国人が毎年2月の中旬に春節といって、中国正月を祝うのと同じです。タイ人にとって1月1日は、私達が持っているようなしみじみ感はなく、単に形式的な西暦の数字がひとつ増えた位の感覚しかありません。 ソンクラーンは別名水かけ祭りとも呼ばれ、紹介されています。1年中暑いと思われているタイにも、大きく分けて3季の季節が存在します。過ごしやすい乾季、風情のある雨季、ひたすら暑い暑季。個人的には私は雨季が好きなんですが、夕方黒い雲がゴロゴロと音を立てながら押し寄せてきて、バシャバシャザーーーーっというスコールやしとしとと降る日本の梅雨のような霧雨、雨も色々あります。日本では南国のスコールといった感じのイメージがありますけど、スコールばかりではありません。 水かけ祭りとも言われているソンクラーン。ここではいくらかの画像を交えて、ソンクラーン祭をご覧になってもらおうというコーナーです。ソンクラーンはタイ北部最大の都市チェンマイが有名です。チェンマイはタイで第2の大都市で、城壁と堀で囲まれた旧市街の残る古都でもあります。ソンクラーンはタイ全土で行なわれるので、水かけが見たいというのであれば、だいたいどこでも見ることはできると思いますが、本格的なソンクラーンというなら北部チェンマイです。 |
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チェンマイの街中。既に道路が濡れているのは、雨だったためではありません。皆さんおわかりですか?この水は全て人間の仕業なのです。 |
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道を走る車にじゃんじゃんかけていきます。この車は後部に赤いプラスチックのたるを設置して水を張り、道にいる人々にかける攻撃能力をもっているので要注意です。後部座席にはタイ人が数人のっているよくあるパターンです。 白熱すると運転手の判断で、一時停止して、道路上での水かけ合戦になることもあります。ほかの車が守備一辺倒なのに対し、こういう戦車に出くわすと、油断しているとバシャーンとやられます。 |
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無防備なバイクにはかけ放題です。バイクはスピードと機動力はありますが、攻撃力がなく、人間ほどトリッキーな動きはできないため、こういう対戦の場合、道路上の人間が圧勝することになります。 写真はプッシュ型の攻撃方法。水平に水を押し出すことで水の柱、かたまりを作り、当たった時の威力を倍化させます。押し出す力を集約させ無駄なく相手に伝えるためには、水の塊を分散させないように気をつけます。 |
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こちらは水の軌跡が美しい投げ方。空中に水を放り投げ、曲線を作って標的にぶつけます。私が一番好きな投げ方でもあります。写真では水が広がってしまい、ベストのシルエットになっていません。ここでも軌跡を作るためには、水のかたまりを作ることが重要になってきます。 水の描く放物線と突っ込んでくるバイクのスピードを計算し、空中に水を投げます。水の落下点に人間がいるかどうか、結果が出るまで2秒ほどのタイムラグがあるので、当たるかどうかワクワクさせられます。 |
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