ソンクラーン ソンクラーン 予行演習編

最終回

予行演習 1−1 1−2 1−3 1−4 1−5 ユキの国内
ずぶ濡れ
修行
着衣泳T 1−1 1−2 1−3 1−4 1−5
2−1 2−2 2−3 2−4 2−5 着衣泳U 2−1 2−2 2−3 2−4 2−5
3−1 3−2 3−3 2−6 2−7 2−8 2−9 2−10
阿波
ゾーブ遊び
1−1 1−2 1−3 1−4 1−5 2−11 2−12 2−13 2−14 最終回
2−1 2−2 着衣泳V
幼稚園
3−1 3−2 3−3 3−4 3−5
3−6 3−7 3−8 3−9
番外 冒険 ソンクラーン美術館 本編
主な登場人物
ユキ---20歳の大学生。水遊びを好む。バドミントンの名手。広島在住。

ミナ---オーラを持ったコスプレ派。水遊び、水濡れ、水鉄砲を愛す元ソフトボール怪腕女性投手。

男性パフォーマー---金髪の美男子。多くの女性からユキを選んで上空へ連れ去る。セクシーで情熱的なアルゼンチン男性。

女性パフォーマー ---重い男性客を抱えて空を飛んだ。空中で男性客からちょっかいを出される。
連れ去り志願の男性客---スーツにネクタイと身なりは整えていながら、女性パフォーマーの体を触りまくるなどやりたい放題。後で怒られた。

飯島 愛---本物。AV出身の異色タレント。独特の低い声で、ストレートに自分の思ったことを話す。
ナッチ姉妹---ロッカールームで遭遇。ロッカーが幸運にも隣になり、ユキさんが話しかける。

彼をあらためてしっかりと観察すると、目のパッチりした彫りの深い金髪の美男子で、全身が筋骨隆々の立派な体格でした。彼の行為がそれ以上にはエスカレートしそうになかったので、私は彼の行為を素直に受け入れていました。空を飛びながら下を見ると、会場全体が見渡せて、ピーターパンになったようないい気分でした。お互いスーツ姿で、金髪の美男子と身体を密着させて抱き合いながら、水を浴びつつ空中を飛ぶのは、もちろん生まれて初めてでした。

彼の呼吸が少し早くなるのが、密着した胸から伝わってきました。私も、少し興奮してきました。アリーナの観客からは、私の×ン×は丸見えのはずです。しかし、私は身体全体がずぶ濡れなので、淫らな気分のためにパンツがどれだけ濡れても、観客にはわからないでしょう。たとえおしっこを漏らしたとしても、バレナイでしょう(?)。私は安心した、というか、開き直って「ずっとこのままでいたいなあ。」と思いました。その時「ユキちゃん!」と聞いたことのある叫び声が、私の耳に届きました。

声の方を見ると、ミナさんでした。ミナさんは、先ほどとは別のスーツ姿の男性パフォーマーと抱き合いながら、再び楽しそうに空を飛んでいました。ミナさんは「どうして、逆さ吊りじゃないの?」と尋ねました。そのミナさんの問いかけで気付いたのですが、私を抱き抱えている彼だけが逆さ吊りではありませんでした。パフォーマーが逆さ吊りだと、抱き抱えられても、上半身しか密着しません。しかし、私の彼は頭が上の吊られ方だったので、私達は上半身から下半身まで密着していたのです。

突然「キャー! 何をするの!」というミナさんの叫び声が聞こえました。ミナさんの彼が、唇にキスをしようとしていました。ミナさんが首を横に振ってキスを拒否すると、彼は抱き抱える腕の力を緩めたようで、ミナさんの身体がずり下がり、ミナさんの衣服がめくれ上がって、ミナさんの白いお腹が見えてしまいました。私の彼はそのようなセクハラもしないし、ミナさんの彼よりも男前だったので、私は少し優越感に浸って“You look beautiful.”と彼の耳元で囁きました。

その私の囁きとミナさん達の行為に刺激されたようで、突然彼も私にキスを求めてきました。私が顔を横に向けて彼のキスを避けると、上空の最高地点で彼は腕の力を緩めました。私は怖くなって必死で彼にしがみ付きましたが、身体が20cmほどずり落ちました。私と彼の身体全体が強く密着していたため、私の衣服は大きくめくれ上がりました。上着、ベスト、ブラウス、スカートだけでなく、ブラまでもがめくれ上がりました。彼の股間が、ちょうど私の下腹部の位置に来ました。

彼は、自分の右手を私の左太腿の裏に回して、自分の下半身を強く押し付けました。さらに、彼は腰を大きくグラインドさせて、私の下腹部を攻撃してきました。彼の股間は、さらに××××××なってきました。彼は、自分の股間で私の下腹部を衣服越しに、執拗に突き上げました。その後、彼は右手に力をこめて私のお尻をグッと持ち上げ、再びキスを迫りました。再びキスを拒絶すると、また身体をずり下げられるでしょう。

身体をずり下げられるたびに、私の衣服はどんどんめくれ上がって、最後には胸までもが露出してしまうかもしれません。彼のキスを拒否できなくなりました。私は目と口を閉じて、彼の唇を待ちました。彼の口が私の口全体を覆い、私の上唇と下唇の間に彼の舌先が割り込んできました。私が歯を強く噛み合わせていたので、彼はそれ以上には舌を入れてきませんでした。舌を噛み切られるのを、警戒したのかもしれません。

その代わりに、彼は私の口の周りから顔中をベロベロと舌で舐めまわしました。私の顔は、彼の唾液でベトベトになってしまいました。彼はそれだけで満足したようで、私をアリーナの床の上に降ろしてくれました。空を飛んでいる時間は自分では長く感じましたが、意外に短時間だったのかもしれません。私のスーツのボタンは、すべてなくなっていました。ブラウスも、一番下のボタン以外は、ちぎれてなくなっていました。

私が乱れた衣服を整えていると、大声で「連れていって−!」彼に積極的にアピールする女性達が大勢現れました。彼は志願者の1人を選んで連れ去りましたが、その女性もスカート姿でした。彼女は自分から積極的に、彼にキスをしかけていました。彼女はリピーターのようで、場慣れしていました。2人はお互いの左手だけでそれぞれの身体を支え合って、空いた右手でお互いの身体を愛撫していました。彼女は大胆にも、自分の右手を彼の股間に伸ばしていました。

頭にヘルメットを被って、お尻を露出して、ロープを付けた変な格好の男性パフォーマーが、私の横に現われました。彼は、私の隣りの女性観客のスカートのベルトに登山用の大きなクリップをかけて、彼女に両手で、ループになったベルトを掴ませ、上空に凧のように吊るし上げました。遠くから「キャー!」という叫び声が聞こえたので、声の方向を見ると、壁際で濡れないように観賞していた制服姿の女子高生が、男性パフォーマーに後ろから羽交い締めのように抱き抱えられて、空を飛んでいきました。

彼女は、白のブラウス、灰色ミニスカート、白のルーズソックス、茶色の革靴姿で、ほとんど濡れていませんでしたが、私の真上のアリーナ中央の豪雨ゾーンであっという間にずぶ濡れになりました。彼女の白のブラウスは透けてピタッと肌に貼り付き、水色のブラまでもが透けて、茶色の乳×が浮き出ました。スカートは濡れて真っ黒に変色しましたが、彼女がスカートの下に緑色の短パンを穿いていたので、私はなぜかガッカリしました。

ネクタイを締めたスーツ姿の男性客が、空から降りてきたミニのスーツ姿の女性パフォーマーに、連れ去りを志願しました。彼女は、自分よりも重いその男性客を抱き抱えたまま、空を飛びました。彼は、彼女にキスをしたり、お尻や胸を両手で触りまくったりと、やりたい放題でした。彼女は彼をアリーナに降ろすと、彼を大声でののしりました。観客が空を飛ぶといっても、このように様々な飛び方がありました。

しかし、濡れてもいい軽装の観客達は、一生懸命志願しても飛ばせてもらえませんでした。私達のようなスーツ姿やワンピース姿や制服姿の女性は、志願しなくても飛ばせてもらえました。どうしても飛びたい人は、スーツ姿で入場するのが裏技かもしれません。最後には、全員がナチュラル・ハイ状態になって、パフォーマー達も観客達も一体になって踊りまくり、場内は「スコールの中のクラブ」状態になりました。

リズムを刻むアルゼンチン音楽も最高でした。

あっという間に、1時間10分のパフォーマンスが終了しました。閉演後も、パフォーマー達と水をかけ合ったり、汚し合ったり、抱き付き合ったりして、楽しく遊びました。最後に人がいなくなった会場は、泥だらけで、床には白い紙切れなどのゴミが散乱していました。閉演後は、更衣室が超満員になりました。私は、自分の着替えを後回しにして、他人の着替えを観察しました。これほど大勢の若い女性の濡れた衣服の着替えシーンを目撃するのは、初めてでした。特に、靴やズボンなど、下半身が汚れてしまった人が多かったです。

上半身だけ着替えを用意して下半身の着替えを忘れた人も多く、そういった人達は靴などに付着した白い紙切れなどを取るのに苦労していました。また、更衣室の床が濡れてドロドロになり、滑りやすくなっていました。わざわざ着替えた後で、滑って転倒してしまって、高価なオシャレ着や高校の制服などをを泥まみれにしてしまった女性も数人いました。着替えを観察していると、いろいろな出来事があって、面白かったです。

ナッチ姉妹とはロッカーが隣り同士だったので、再びナッチの着替えを間近で見ることができました。私は自分から声をかけて、ナッチのズボンの汚れを拭いてあげました。観客達は、破れた衣服や汚れた下着などの不用品をゴミ箱に捨てて帰ります。ナッチ姉妹もパンツと靴下とタオルを捨てたので、パンツだけ私が貰いました(笑)。飯島愛さんは「今日の観客はノリがよかったね。今までで、今日が一番盛り上がったんじゃない。」と独特の低い声で言っていました。

リピーター割引入場券が、千円引きで売られていました。「ビーシャビーシャが広島で上演されれば、私は時間とお金が許すかぎり通い詰めます。」と私はミナさんに宣言しました。ミナさんは「今日は楽しかったね。でも、空を飛ぶ以外は、タイの水かけ祭りで、路上で無料で似たような体験ができるよ。」と私に教えてくれました。タイの水かけ祭りに参加したい気持ちが、ますます強くなりました。


文章提供 天然志向の水かけ娘ユキ 編集 テツロウ




これで予行演習編はおしまいです。愛読ありがとうございました。けれども、いたずら好きな水かけ娘 ユキさんの自由なお散歩は、まだ終わりそうもありません。あっちに行ったり、こっちに行ったり、読者の皆さんも最後までユキさんとのお散歩を楽しめたでしょうか?

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


新連載も暖かく見守っていてください。
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