ソンクラーン ソンクラーン 予行演習編 
その1-3

予行演習 1−1 1−2 1−4 1−5 ユキの国内
ずぶ濡れ
修行
着衣泳T 1−1 1−2 1−3 1−4 1−5
2−1 2−2 2−3 2−4 2−5 着衣泳U 2−1 2−2 2−3 2−4 2−5
3−1 3−2 3−3 最終回 2−6 2−7 2−8 2−9 2−10
阿波
ゾーブ遊び
1−1 1−2 1−3 1−4 1−5 2−11 2−12 2−13 2−14 最終回
2−1 2−2 着衣泳V
幼稚園
3−1 3−2 3−3 3−4 3−5
3−6 3−7 3−8 3−9
番外 冒険 ソンクラーン美術館 本編
主な登場人物

ユキ---20歳の大学生。水遊びを好む。バドミントンの名手。広島在住。お約束の水濡れシーンがあります。
ユキさんの友人2名---ユキさんに誘われて、USJへ。高校時代のバドミントン部の仲間。

ミナ---ソフトボール元怪腕女性投手。当コーナー『ソンクラーン ソンクラーン』 冒険編を執筆している女性。水かけ天使。USJは自分の庭なのか、落ち着いてガイドしながら、今回は余裕をもって楽しんでいる。

Eパスの指定時間になったので、ジュラシックパークライドに向かいました。20分ほど前に頭からずぶ濡れになったのに、もうほとんど乾いています。ジュラシックパークは40分待ちの表示になっていましたが、ミナさんがゲットしてくれたEパスのおかげで待たずに乗れました。ミナさんの情報では、最前列の左端、右端の順番で激しく濡れるそうです。乗客が多い方が、最後の水飛沫が豪快に上がって、たっぷりと濡れるそうです。

私達はゴンドラの最前列に乗り込みました。私は左端、ミナさんは右端です。最前列の座席は乗る前から濡れています。座るとお尻がひんやりして、気持ちがいいです。最前列の左端は見晴らしが良く、濡れたくない人でも乗るだけの値打ちがあります。恐竜がリアルで美しいです。演出が行き届いているので、楽しい時間を過ごせます。時々水が飛んできて上半身にかかります。後方でカッパを着込んでいる人達が「キャー! キャー!」と騒いでいますが、たいしたことはありません。

上方に大きなテラノザウルスが現われた後、最後の落下があります。ミナさんが「上向いて!バンザイして!笑って!」と叫んだので、私はそのとおりに実行しました。落下の加速度が予想以上にきつく、どうしても前かがみになってしまいますが、「ミナさんのお勧めどおり」にがんばりました。着水の瞬間、顔面にバシャッとひっぱたかれたように水が直撃しました。大きく開いていた口の中や鼻にも水が入りました。「これだけか」と思った後、ドドドドッと滝のように大量の水滴が上方から落ちてきました。

座席のシートや足下には、多量の水が溜まりました。ゴンドラが左右に揺れると、溜まった水が左右に流れて足首やお尻が洗われます。最前列中央に乗っていた白いワンピースの女性は、足首まであるフード付きのポンチョで完全防御していたのですが、フードが後ろに吹っ飛び首筋の辺りからかなりの水が背中に流れ込み「サイテ−! ずぶ濡れ−!」と叫んでいました。後でポンチョを脱いだところを見たのですが、首筋、背中、お尻から太腿の後ろまでずぶ濡れ、つまり身体の後ろ半分ずぶ濡れでした。

私の想像では、はずれたフードがジョウロのように水を集めて背中に注ぎ込んだのだと思います。白いワンピースが身体にぴたっと貼りつき、黒のブラとパンツが完全に透けていて、セクシーでした。彼女はカメラ小僧達に写真を撮られていました。私もミナさんもずぶ濡れですが、余裕です。私の友人達2人も最前列の端から2番目に座っていましたが、ずぶ濡れになりました。ゴンドラから降りると、写真のコーナーがあります。私は笑っていたつもりだったのですが、「引きつった口に空気が入ってしまった恐竜のようだ」と全員に笑われてしまいました。ミナさんは、カメラ目線で何事もないように微笑んで写っています。

友人達は2人とも、下を向いていたので、顔が写っていません。ミナさんは、この写真を気に入り購入しました。4人ずぶ濡れでウォーターワールドの方へ歩き始めると、カメラ小僧が近付いてきて「写真を撮らせてください。」と頼んできました。ミナさんが「まあ、いいんじゃない。」と言うので、許可しました。1人が撮影すると、だんだん人が集まってきて、撮影会のようになりました。

モデルさんになったようで、気持ちが良かったです。

ウォーターワールドの前で10分ほど並ぶと、開場しました。先ほどあれだけ濡れたのに、お尻以外はほとんど乾きました。ミナさんは「ついてきなさい。」と言って、中央最前列やや左寄りのブルーシートに座りました。ブルーシートは、必ずずぶ濡れになるという席です。私達の目の前がステージです。ウォーターワールドは、保安官、ピーター、ニックたち正義の味方と、悪役ディーコン一味がずぶ濡れになって戦う水上スタントショーです。

私たちが着席すると、ピーターとニックがやってきて、ミナさんに「こんにちは。今日も綺麗な装いですが、ずぶ濡れになってもいいんですか?」と尋ねました。ミナさんが笑顔で「あったりまえじゃなーい。」と叫ぶと、ピーターとニックは大喜びで2人でハイタッチを繰り返しました。「お友達も大丈夫ですよね?」と尋ねられたので、ミナさん以外の3人で「せーの」と声をそろえて「大丈夫でーす。」と答えました。すると、ピーターが笑顔のまま、突然私に向かって至近距離からバケツの水をかけてきました(実はカラでした)。

私は後ろによけようとしてバランスを崩し、左隣のマナミの腕を掴みました。しかし、マナミも私を支えきれずに、2人そろって後ろ向きに転落してしまいました。ニックが「白!」と叫ぶと、周りの男性の観客達から歓声が上がりました。ニックにパンツの色を叫ばれて、恥ずかしさで顔が真っ赤になりました。ピーターは「大丈夫?」と言いながら、私達を助け起してくれましたが、目は笑っています。

「反応が新鮮だね。ウォーターワールドは初めてかな?」とピーターが尋ねたので、私は「はい。」と答えました。ピーターは「この後、たっぷりとかけてあげるからねー!」と叫んで去っていきました。マナミは自分の腰をさすりながら「カラのバケツにビックリするなんて、田舎者だよ。」と私に怒っています。お客が全員着席すると、開演前の余興が始まります。保安官とピーターとニックが、辺り構わずバケツで水を撒き散らします。その後、応援の練習が始まります。

保安官チームの仲間のマリナー(白人男性)とヘレン(白人女性)が登場すると、暖かい拍手と歓声で迎えます。悪役のディーコンが登場すると、両手の親指を下にして大声で「ブー」と叫ぶブーイングで迎えます。その練習をしました。その後、観客全員を中央でピーターチームとニックチームの2つに分けて、どちらの応援の方が元気が良いかの、応援合戦です。保安官が判定し、負けたチームの全員に水がぶっかけられるという設定です。私達はピーターチームに属し、両チームの境界に接する最前列に座っています。
ミナさんの情報では、必ずピーターチームが負けて、私達のいる場所付近にニックが水をぶっかけるということです。

「本当かな?」と思いましたが、私は一生懸命に応援しました。応援の勢いは、ピーターチームがニックチームを圧倒しました。しかし、保安官の判定はミナさんの情報どおりニックチームの勝ちでした。ニックが走って近づいてきて、突然ミナさんと私に向かってバケツの水をぶっかけました。情報どおりだったので、私はあわてることなく両手で膝を開かないように抑えて、膝から下を開いて踏ん張りました。私達の周りにも水飛沫が飛びましたが、私とミナさんだけがずぶ濡れになりました。

「オイオイオイオイ。」とニックを制止ながら、保安官がやってきました。ミナさんに「大丈夫ですか? 上等なワンピースがずぶ濡れになってしまいましたね。水も滴るいい女ですね。」と言いながら、ミナさんの肩を手のひらで掃いました。いつの間にか、ニックとピーターもミナさんの肩を撫でていました。お約束の出来事なのでしょうか?ミナさんは、優しく微笑んで余裕の表情です。保安官はニックに向かって「これだけいっぱいのお客さん全員に水をかけるのは無理だろう。代表者を選んで、水をかぶってもらおう。」と言いました。保安官が「水をかぶっていい人?」と手を上げながら、叫びました。

ミナさんが私に「かぶるでしょう? これが『負け組代表』なのよ。」と言いながら、私の手を引っ張ります。
私もミナさんに遅れないように前に出ました。保安官は私達が出てくるのを見て「元気がいいねー!」と目を細めて拍手しました。ずぶ濡れの私達が前に出たのをきっかけに、大勢の人が「負け組代表」に出てきました。カメラ小僧達も、ゾロゾロステージの近くまで出てきました。保安官は「こんなにいっぱい出てきたのは、初めてじゃないかなあ。」と言いました。

人数が多過ぎたため、負け組代表は3列に並ばされて水をかけられました。このため、負け組代表の水かけでは、私達には数滴の水飛沫しか飛んできませんでした。許可も与えていないのに、私達はカメラ小僧達に何枚も撮影されてしまいました。本番のショーでも、いろいろなシーンで水が飛んできます。悪役ディーコンの乗りこむ船の後部は巨大な扇風機になっています。ディーコンの登場で、私は両手の親指を下にして「ブー」と大声でブーイングしていました。突然、その扇風機から水飛沫を伴う突風が吹きました。まるで台風のようです。

私のワンピースの裾が風で大きくめくれたので、私は慌てて裾を抑えました。私の左側の友達マナミとヨウコは、驚いたためか、飛ばされたのかは不明ですが、座席の後ろに腰からずり落ちていました。2人ともキュロットスカートだったので、パンチラは免れたようです。私の右隣のミナさんは、水滴を伴う突風に濡れながらもワンピースの裾をしっかりと両手で抑えて、私達の驚きぶりを見て笑っています。ディーコンの手下達の乗るジェットスキーは、客席に水を撒き散らします。エンジンが強力なので、水の勢いがものすごいです。

目の前のジェットスキーに気をつけていると、横のジェットスキーからピンポイントで狙われます。油断していると、耳や鼻に水が入ってしまいます。ショーが終わると、カメラを持ったファン達がキャスト(出演者)に握手を求めて殺到しました。私も行こうとしましたが、ミナさんが止めました。ミナさんの指示どおりに座席に座っていると、手の空いたキャストから握手に来てくれました。主だったキャストとは、握手できました。
ニックにはパンツを見られてしまいましたが、彼が一番男前でした。

ミナさんの情報では、ニックは役名で、「こけニック」や「ジュンくんニック」など数人の役者さんが務めてるそうです。キャラの特徴で、それぞれにあだ名がついているそうです。「こけニック」はよくこける(転倒する)ので、そう呼ばれているそうです。

文章提供 ユキ  編集 テツロウ

 


予行演習 1−1 1−2 1−4 1−5 ユキの国内
ずぶ濡れ
修行
着衣泳T 1−1 1−2 1−3 1−4 1−5
2−1 2−2 2−3 2−4 2−5 着衣泳U 2−1 2−2 2−3 2−4 2−5
3−1 3−2 3−3 最終回 2−6 2−7 2−8 2−9 2−10
阿波
ゾーブ遊び
1−1 1−2 1−3 1−4 1−5 2−11 2−12 2−13 2−14 最終回
2−1 2−2 着衣泳V
幼稚園
3−1 3−2 3−3 3−4 3−5
3−6 3−7 3−8 3−9
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