すると、奥様は「ミナさんは、そういった趣味なのね。男性よりも、女性を濡らしたり、透けさせたりしたいのね。ミナさんの一番好きな行為というか、夢というか、してみたい理想の行為は、どういったものなの?」と少し声が優しくなりました。私は、アイと奥様の2人にすっかり誤解されてしまいました。きちんと誤解を解かねばなりません。私は説明を始めました。
「私は、男性よりも女性の方が好きなのではありません。私の理想は、結婚前の反町隆史です。彼は笑顔が素敵で野性味がありました。全身スリムでスタイルが良いのですが、上半身は逆三角形で胸板も厚かったです。その理想の彼が真っ白のTシャツに洗いざらしのジーンズ姿で、強い雨の中傘もささずに、私を待っているんです。私は、真っ白のウェディングドレスで彼に駆け寄り、分厚い胸に全身で飛び込んでいきます。
彼は、優しく私を受け止めながら、『ミナさん、ずぶ濡れになってしまうよ。』と心遣いをしてくれます。私は『ううん、いいの。』と答えて、彼の分厚い胸に顔を深くうずめます。彼は優しく両手で、私を抱きかかえてくれます。濡れたTシャツ越しに彼の鼓動を聞きながら、私は優しく抱きしめられているんです。私も髪の毛や肩からだんだん濡れていくの。彼はだんだん興奮してきて、彼の心臓の鼓動が早くなってくるの。とうとう彼は我慢できなくなって、私の頬にチュッとキスをするの。私たちは、そのまま雨の中で永遠に抱き合うんです。これが、私の夢というか理想です。」と説明しながら、私は自分で自分の説明に酔ってしまいました。
アイはじっと聞いていてくれましたが、「非現実的じゃない。2人は抱き合ったまま、死んでいくの?」と質問しました。「夢だから、いいのよ。」と私は答えました。アイは「だから、ミナはネンネなのよ。」と言います。「男の人って興奮してきたら、我慢できなくなるでしょう。抱き合った後は、どうするのよ?ミナのことだから、2人そのままの姿で大きなお風呂に入るんじゃないの?」と続けました。私は2人で服のままで風呂に入る姿を想像して、「うん」と答えてしまいました。
アイは「お風呂の後は?彼は、ミナの服を脱がさないの?」と聞きます。「私の夢は、抱き合うまでなの。後は、彼に我慢してもらうの。『ミナのことが本当に好きならば、我慢して…』と彼にお願いします。我慢が無理ならば、服の上から私の身体を満足できるまで触らせてあげるの。それでも無理ならば、特別に下着姿まで見せてあげるの。でも、ここまでなの。」と私は説明しました。
アイは「その夢を実行しようとしたことがあるの?そういった状況になったことがあるの?」と質問します。私は「実行しようとしたことはないよ。」と答えました。でも「ずぶ濡れで抱き合う」という似たような状況はありました。昨日14日午前のカオサン通りで、ヤンさんが後ろ向きに歩いて他人とぶつかり私の方へ倒れてきた時のことです。ヤンさんが私に抱きついてきたのです。私はヤンさんを必死で支えましたが、道路の真ん中で支えきれずに仰向けに倒れてしまいました。この時しばらく、ヤンさんにずぶ濡れのままで抱きしめられていました。
泥だらけの道路の上で、大勢の人たちの注目を浴びながら、ヤンさんにのしかかられた状態でしたが、実は私は不快ではなかったのです。ヤンさんはしばらく私を抱きしめていましたが、私もヤンさんに抱きついていました。ヤンさんが離れなかったら、私はずっとヤンさんに抱きついていたかもしれません。ヤンさんが起きあがったので離れましたが、私の心臓はしばらくドキドキしていました。この出来事を思い出して、顔が赤くなりました。
アイは私の表情の変化を見逃さずに「何か、秘密があるのね?」と追求しますが、ヤンさんの奥様がいるので白状できません。その時、後ろに人の気配がしたので振り返ると、従業員が乾いた白衣に着替えて戻ってきていました。彼女と目が合うと、ニッコリと微笑みで応えてくれました。お尻が濡れているようなので、手招きして呼び寄せて確認しました。近くでみると、お尻と胸の辺りの白衣が下着の部分で濡れて透けています。頭と身体を拭いただけで、下着が濡れたままで、白衣を着たようです。お尻だけを見ると、おもらししたようにも見えます。
彼女は英語があまり得意ではないようなので、身振り手振りを交えての会話で、「お尻を見せて。」と頼みました。彼女は快くお尻を振って(?)、じっくりと見させてくれました。どうやら、彼女は私を嫌ってはいないようです。奥様にお願いして、タイ語で「ミナの行為がセクハラだと思うか?」と彼女に尋ねてもらいました。彼女は「セクハラではない。」と答えました。この言葉を聞いてホッとしました。私は特にすることがないので、彼女のお尻を見ていました。すると彼女はさらに近づき、私の顔の近くにお尻を寄せてきました。
「お尻を触ってほしいのかな?」と思いました。私の手はお湯で濡れているので、触るとお尻が濡れてしまいます。また、彼女のお尻を触れば、アイや奥様から再び非難を浴びてしまいます。私はどうしてよいかわからず、固まっていました。すると彼女は、自分の手でお尻を濡らし始めました。それに気づいた奥様が、慌てて大声で彼女を制止しました。
「彼女は何をしたいのかな?よくわからないね?」と私はアイに言いました。
アイは「何言っているの。ミナも濡れるのがわかっていて、新品の衣装に着替えるじゃない。彼女とミナは同類よ。」と言います。アイと奥様2人から、大笑いされてしまいました。
以上 文章提供 投手ミナ 編集 テツロウ
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