15日の朝9時半に、夏が好きさんの宿泊しているホテルで待ち合わせです。 私は高2の時のジャンパースカートの制服姿、アイは昨夜と同じ紺色のタイの民族衣装姿 で、出かけました。 プールの利用者が他にいなければ、勤務明けの従業員が制服姿で一緒に水遊びしてくれるという約束です。 女性従業員には夏が好きさんが、男性従業員には私がと、チップの分担を決めています。 「若くて容姿に自信がある人」と条件をつけたので、どんな美男美女が集まるのか、興味津々です。
「基準に達していなければ、チップをあげません。」と一応、伝えてあります。 待ち合わせ場所のプールサイドに9時半に集合したのは、私、アイ、夏が好きさんの、日本人3人だけでした。 ラッキーなことに、プールには他の客がいません。 でも、肝心の従業員が集まっていません(笑) 夏が好きさんは、私とアイの濡れる前の姿を撮影しています。 しばらくすると、男女5人ずつの従業員がプールサイドに集合しました。 制服は、男女とも黒のツーピーススーツです。 男性の上着の下は、白のカッターシャツにネクタイです。 ネクタイは、赤、青、紺色など、色とりどりです。 ネクタイは、私物かもしれません。 もしネクタイが黒ならば、喪服のようです。 白いネクタイならば、結婚式の招待客のようです。
こういったスーツを略礼服と呼ぶのでしょうか? 雰囲気はそういう感じですが、身体にピッタリとフィットしています。 5人とも、スリムでイケメンです。 ホストクラブのホストのイメージです。 靴と靴下を脱いでいるので、足元を見ると、アンバランスでおもしろいです。 私の基準では、5人とも合格です。 女性の制服のスカートは、タイトスカートで身体にピッタリしています。 上着の下は、赤のリボン付きの白のブラウスです。 リボンを黒に替えれば、立派な喪服です。
ヤンさんは、以前にこのホテルの女性従業員の制服を見て「タイの女子大生の制服とそっ くりです。」と言っていました。 夏が好きさんは、濡れる前の女性従業員を撮影しています。 プールサイドの10人以外にも、プールの周辺には制服姿の従業員が20人ほど集まってきて、プールサイドの私たちを見物しています。 ひょっとしたら、集まった10人は「選ばれた10人」なのかもしれません。 このホテルには、従業員がこれだけ多くいるのでしょうか? 「従業員が友人たちを誘い、ホテルの制服を着させているケースもあるのでは?」と思います。 それとも、就業中の従業員が仕事をサボって、見物に集まっているのかもしれません。 真相は不明です。
夏が好きさんと私は「10人にしぼってくれ」とは言っていません。 周辺で見物している従業員にも、イケメンはいます。 水遊びが始まれば、そういった人たちも参加してくるのでしょうか? そうなれば、全員にチップをあげる必要があるのでしょうか? 予想以上のスケールの大きさに少し不安を感じますが、私は興奮してきました。 私は「水遊びするのは10人だけですか?」と英語で尋ねました。 集まっている人たちも、同じ認識のようです。 「水遊びの後で、この10人にだけチップを渡す」と最終確認しました。
「さあ、開始!」という時に、白人の中年カップルがプールへやってきました。 従業員が集合しているのを見て、ビックリ顔です。 他の客がプールに現れたので、残念ながらこの企画は中止になりました(泣) 周辺で見物していた従業員は、あっという間に散リ散りになりました。 集まってくれた10人には、20バーツ(60円)ずつだけ渡しました。
「How about trying again tomorrow ? (明日、決行しませんか?)」と私が提案しました。
『You had better reserve the pool in case of such unexpected happenings.』.(こういうこともあるので、貸し切りにしてください。)と従業員から言われました。
『Because of our working schedules, all members will not be able to come
together. Tommorrow,16th , a working day will start, so if you would make
a reservation, we will be able to play in the water like that .』(勤務の関係で、明日はこのメンバーすべては集まれません。明日16日はソンクラ−ン明けなので、貸し切りでなければ、従業員の水遊びは不可能です。)
私たちは、残念ながら諦めました。
盛大なる水かけ遊びは諦めましたが、ささやかな水遊びは諦めていません。私は既に興奮して、身体が火照ってしまいました。ジャンパースカートの制服の下のブラウスの背中や脇の下は、汗で濡れています。従業員に「他の客の前でも、服のままで泳いでも良い」という許可を得ました。アイと一緒に服のままで泳ごうとしました。しかし、アイは泳ぐ気がしないようです。
アイはタイの民族衣装を着ているので、それほど暑く感じないそうです。プールサイドのデッキチェア−で寛
ぎながら、私の泳ぎを見学したいようです。私は小学生の時にスイミングスクールに通っていたので、泳ぎには自信があります。着衣泳も何回も経験しています。しかし、ジャンパースカートの制服のままプールで泳ぐのは、初めてです。プールなので、履き物は脱いで入りました。アイのリクエストで、いろいろな泳法で泳ぎました。まず、クロールです。バタ足は、足の捌きに制限が加わらず、問題ありません。でも、手のストロークは、肩を回しにくいのと、水面上に腕を上げるのが重いのと2つの理由で、かなりつらいです。
次にバタフライです。ドルフィンキックは、まったく問題がありません。しかし、腕を水面上に上げるのに、クロール以上に体力を消耗してしまいます。次に背泳です。足は、これもまったく問題がありません。手のストロークも、クロールやバタフライよりも腕を高く上げないので、それほどつらくありません。顔が出ているので、呼吸もし易いです。しかし、手のストロークの際に、長袖の手首辺りから垂れてくる水滴が顔にかかります。その一部は鼻に入ってしまいます。また進行方向が見えにくいため、頭を壁にぶつけそうになるのも、欠点です。
次に平泳ぎです。足は、他の泳法同様まったく問題がありません。手のストロークも、水面上に上げることがないので、楽です。呼吸もしやすく、制服で一番泳ぎやすい泳法でした。次に横泳ぎです。足、手、呼吸とも特に問題がありませんが、後方を見て泳ぐ泳法なので、狭いプールでは頭を壁にぶつけそうになりました。
最後に潜水です。平泳ぎ系の潜水は、平泳ぎと同様に泳ぎやすいです。この潜水でプールの端から端まで泳ぐと、拍手がパラパラおこりました。気がつくと、先ほど散らばっていった従業員たちが戻ってきていて、私が泳ぐのをプールサイドから見物しています。アイが飛びこみをリクエストするので、プールサイドに上がろうとしました。制服が水を吸って重くなったため、プールサイドに上がるのに苦労しました。
以上 文章提供 投手ミナ 編集 テツロウ
|