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ユキの国内ずぶ濡れ修行 幼稚園編 3− 

予行演習 1−1 1−2 1−3 1−4 1−5 ユキの国内
ずぶ濡れ
修行
着衣泳T 1−1 1−2 1−3 1−4 1−5
2−1 2−2 2−3 2−4 2−5 着衣泳U 2−1 2−2 2−3 2−4 2−5
3−1 3−2 3−3 最終回 2−6 2−7 2−8 2−9 2−10
阿波
ゾーブ遊び
1−1 1−2 1−3 1−4 1−5 2−11 2−12 2−13 2−14 最終回
2−1 2−2 着衣泳V
幼稚園
3−1 3−2 3−3 3−4
3−6 3−7 3−8 3−9
番外 冒険 ソンクラーン美術館 本編
主な登場人物
ユキ---本能に忠実な20歳の大学生。水遊びを好む。天然水かけ娘。広島在住。
田中---実習生のひとり。紫外線に弱い。将来は幼稚園の先生に。

幼稚園の先生たち---20代前半の若い先生が多い。優しく子供を教える。
お父様単独軍団---奥さんが来園しておらず、独身時代に戻った気楽さを満喫して、自由に行動している人達。

エミ---競泳水着のエミ。着衣泳に詳しい。着衣泳編Tは彼女のメールから始まった。
アケミ---フィットネスクラブの水泳指導員。バサロ=アケミ。好奇心が旺盛なお姉さま。


チャイムが鳴って、園児達は先生方と一緒に階段を下りていきました。すべてが終わったのだと思って「帰ろうか?」とアケミさんと相談していたら、エミさんが「もう1コマ、年長さんの授業があるのよ。見学していったら…。」と誘ってくれました。それで合点がいきました。最年少クラスのお父様方が大勢帰らずに残っているわけが…。特に最前列の特等席の人は、絶好の場所から動こうとはしませんでした。

実習生は白のブラウスと黒のミニタイトスカートの制服姿でしたが、1人だけブラウスの上に紺色の長袖カーデガンを羽織っていて、目立っていました。カーデガン姿が目立つ『田中さん』が汗まみれだったので、「どうして厚着しているのですか?」と尋ねました。田中さんは「私は紫外線に弱いのです。だから私だけカーデガンを着ているのです。もう暑くて暑くて、死にそうです。

カーデガンの下は汗でビショビショです。私もこのまま、プールに飛び込みたい気分です。」と言って、噴き出す額の汗と真っ赤に腫れた足の裏を私に見せてくれました。居残っていたお父様軍団から「たーなーかー!とーびこめ!」とシュプレヒコールが起こりました。「田中さんが飛び込んだら、私もついでに飛び込もうかな?」と考えていると、すかさずエミさんがやってきて「遊びではないのよ!飛び込まないでね!」と田中さんに注意し、さらに「水撒きしましょう!」と提案しました。





さらに、実習生、スタッフ全員に聞こえるように「バケツとホースを持ってきて!」と指示すると、田中さんの表情がパッと明るくなりました。「ごめんなさい、迷惑かけちゃったわね。真っ先に私に水をかけてね。」と田中さんだけに聞こえるように小声で謝ると、田中さんは「頭からたっぷりとかけてあげますよ。」とチャーミングに微笑みながら去っていきました。

田中さんも水かけが好きなのかもしれません。エミさんが「今から水を撒きます!濡れてはいけないカバンやビデオカメラなどにはご注意ください!」と叫んだので、ビーチバレーの観客のように水をぶっかけてもらえるのだと期待しました。「履物にご注意ください!」と叫びながら、エミさんは床に水を撒きました。

田中さんは水が満タンに入ったバケツを持ってきましたが、私の足元付近に水をかけてくれただけでした。エミさんが床のタイルの上にだけ水を撒くように指示したのでした。

(エミ:私が悪者みたいだけれど、床のタイルが焼けていたでしょう? 父兄の方に水をかけても、ユキさん以外に誰も喜びません。「ビデオカメラが故障した!」とか「携帯電話を弁償しろ!」などと苦情が殺到するだけです。)

(アケミ:エミさんはいつも冷静沈着です。ユキさん、弁償できる?)





田中さんに「もうちょっとかけてよ!」と頼むと、素足に水をかけてくれましたが、服は濡れませんでした(泣)。年長クラスのお父様方が続々と屋上に上がってきて、屋上は混雑し始めました。最年少クラスの父兄が絶好の場所に居残ったために、年長クラスのお父様方は自分達の子供の参観なのに良い場所で見学できず、あちこちで小競り合いが発生しました。

エミさん達スタッフや実習生が「参観を終えられた方は、お帰りになるか、後ろの方へお移りください。」と呼びかけても、効果はほとんどありませんでした。
(エミ:ユキさんに『もう1コマ見学していったら…。』と勧めたので、強制的に『帰れ!』とは言えませんでした。)

エミさんは仕方なく「プールサイドが狭いので、混み合って申し訳ありません。見学席が満員になったので、最前列の方はもう3歩ほど前進してください。」とプールぎりぎりまで、見学席を拡張しました。そのどさくさにまぎれて、私達も少し見やすい位置に進出しました。

(アケミ:本当は最前列まで行きたかったよね?)
(ユキ:最前列ならば水しぶきも飛んでくるだろうし、後ろから押されたらプールに落ちるよね?)

(エミ:ユキさんたちが最前列で見学したら、何をしでかすかわかりません。最前列でなくてよかったです(笑)。)


文章提供 天然ずぶ濡れ娘ユキ   特別ゲスト 競泳水着のエミ/バサロ=アケミ




予行演習 1−1 1−2 1−3 1−4 1−5 ユキの国内
ずぶ濡れ
修行
着衣泳T 1−1 1−2 1−3 1−4 1−5
2−1 2−2 2−3 2−4 2−5 着衣泳U 2−1 2−2 2−3 2−4 2−5
3−1 3−2 3−3 最終回 2−6 2−7 2−8 2−9 2−10
阿波
ゾーブ遊び
1−1 1−2 1−3 1−4 1−5 2−11 2−12 2−13 2−14 最終回
2−1 2−2 着衣泳V
幼稚園
3−1 3−2 3−3 3−4
3−6 3−7 3−8 3−9
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